mobile2PCのiアプリの操作を、順に説明します。

■ ログイン
 ◆ タッチキー
 ◆ 鍵変更
■ 携帯電話各ボタンの機能
■ マウス移動と左クリック
■ 左ダブルクリック
■ 右クリック
■ 右ダブルクリック
■ ドラッグ開始/解除
■ メニュー開閉
■ テキスト入力
■ クリップボード編集
■ リロード
■ 特殊キー
■ ショートカット
■ カスタムコマンド
■ 移動
■ ズーム
 ◆ 取得画面解像度
■ 設定
 ◆ マウス移動(高速)/(低速)
 ◆ ソフトキーガイド表示
 ◆ ポイントビュー表示
 ◆ タッチパネル常時有効
 ◆ マウスポインタをフリック
 ◆ 回転(横長)表示
 ◆ 自動ウィンドウ移動
 ◆ メニューアニメーション
 ◆ バックライト常時点灯
 ◆ 更新領域拡張
■ ダイヤルボタン
 ◆ 直感操作
 ◆ オートアジャスト表示機能
  ・ 液晶の横幅に合わせる
  ・ 液晶の高さに合わせる
  ・ 等倍(100%)表示
  ・ Quick拡大(200%)表示
 ◆ Quick回転表示
 ◆ 画面スナップ



■ ログイン



携帯電話のiアプリ一覧から、mobile2PCを起動すると、上図のダイアログが表示されます。
タッチパネル非対応端末や、タッチパネルが使えない状態では、左側の「タッチキー」は表示されません。

ログインパスワードを入力して、「ソフトキー1」の「接続」ボタンを押すと、ログインが開始されます。
また、「CLR」(クリア)キーを押すと、ログインせずに、終了させることができます。

ご注意 ログインパスワードは、IMEなしで、ダイヤルキーから直接入力できます。
CLRキーで文字削除が行えない端末がありますが、左矢印キーでも削除できます。









◆ タッチキー
タッチパネル対応端末では、上図のように左側(縦位置の場合は、下部)にタッチパネルでキー入力を行う「タッチキー」が表示されます。 端末を閉じた状態など端末のキーボードが使えない場合でも、数字ボタン、または「CLR」ボタンのタッチで、パスワードの入力や修正が行えます。

◆ 鍵変更
「ソフトキー2」の「鍵変更」を押すと、通信を暗号化する鍵(128bit)を変更することができます。



■ 携帯電話各ボタンの機能



■ マウス移動と左クリック
マウスは、「上下左右」ボタンと「決定」ボタンで操作が可能です。
「上下左右」ボタンに押すと、マウスポインタが移動し、画面もオートスクロールします。
自動的に可変速しますので、遠くへ移動する場合は、「上下左右」キーを押し続けてください。 次第にスクロール速度が増します。 また、1ドットなど細かく移動したい場合は、「上下左右」キーをすぐに離してください。
左クリックを行う場合は、「決定」ボタンを押してください。

:左クリック位置に、赤チェックのアイコンが表示されます

■ 左ダブルクリック
マウスの左ボタンで、ダブルクリックを行う場合は、ダイヤルボタンの「1」を押します。
または、「決定」ボタンを、素早く2回連続で押しても左ダブルクリックが可能です。

:左ダブルクリック位置に、赤ダブルチェックのアイコンが表示されます

■ 右クリック
マウスの右ボタンをクリックしたい場合は、ダイヤルボタンの「3」を押します。

:右クリック位置に、青チェックのアイコンが表示されます

■ 右ダブルクリック
マウスの右ボタンで、ダブルクリックを行う場合は、ダイヤルボタンの「3」を、素早く2回連続で押します。

:右ダブルクリック位置に、青ダブルチェックのアイコンが表示されます

■ ドラッグ開始/解除
マウスの左ボタンで、ドラッグを開始する場合は、ダイヤルボタンの「2」を押します。
右ドラッグを開始する場合は、「ダイヤルボタン」のカスタマイズにて操作可能です。
押し続けている必要はありません。
ドラッグを開始すると、下図のように、マウスポインタが黒くなり、ドラッグ状態を示します。
もう一度、押すと、解除されます。マウスポインタは白に戻ります。

:通常(ポインタ移動中)
:ドラッグ中


ご注意 ドラッグはファイルが移動されるなどPC環境が変化するなど重要な操作となる場合があります。 画面更新が確実に行われていることを確認の上、操作をしてください。



■ メニュー開閉



メニューは、「ソフトキー1」を押すと開き、もう一度押すと、閉じます。
メニューアイテムの選択は、上下キー、または左右キーで行います。
上下ボタン:メニューのアイテム選択を上下
左右ボタン:サブメニューの開閉
決定ボタン:選択中のアイテムを実行

メニューアイテムには全て数字キーが割り当てられており、メニューが開くアニメーションを待たずに、素早く実行することもできます。 例えば、リロードするには、「ソフトキー1」+「3」の順で押します。



■ テキスト入力
「テキスト入力」を選択すると、PC上のキャレット(文字挿入)位置へ文字を入れることができます。



■ クリップボード編集
「クリップボード編集」を選択すると、PC上でコピーやカットした文章を得たり、またその文章を編集することができます。



■ リロード

mobile2PCは、ログインした時に、PCから画面全体のイメージを取得しています。
iアプリは、携帯電話内のメモリーに、この画面イメージを記憶しているため、 オートスクロールの際は、とても高速に閲覧することが可能となっています。
PCの画面のグラフィックや文字が変化した場合は、携帯電話で見ている範囲内で変化した部分(差分)のみを受信します。
右図は、新たに検索サイトを表示した場合の例を示しています。
携帯電話内のメモリーは、以前の画面イメージと今回の変化が混ざっていますが、 スクロールすれば、見ている範囲が順次、変更されていきます。
メニューから「リロード」を選択すると、PCから画面全体イメージを再取得します。
右図のように、携帯内のメモリーが全て書き換わります。
「リロード」は、大幅に画面が変更されたときなどにお使い下さい。



■ 特殊キー
「特殊キー」はサブメニューより、PCに「Tab」や「Esc」などのキー入力が行えます。

■ ショートカット
「ショートカット」はサブメニューより、PCに「切り取り」などのショートカット入力が行えます。





■ カスタムコマンド



パソコンでよく使用するショートカットキーを、iアプリ側に自由に設定することができます。
例えば、あるソフトウェアにCtrl+Sが上書き保存のショートカットである場合、 カスタムコマンドを作成しておけば、メニューアイテムを選択するだけで、上書き保存ができます。

カスタムコマンド1または2から、カスタム1〜12よりアイテムを一つ選んでください。 「ソフトキー2」の「編集」を押すと、編集することができます。 下図のようなダイアログが表示されます。



Ctrl,Shift,Alt,Windowsキーはチェックボックスにより同時に選択することができます。
各カスタムコマンドの名前は、全角で8文字までの長さで付けることができます。
右図の例では、Ctrlキーを押しながらSキーをタイプする「上書き保存」コマンドを作成しています。
作成したコマンドを保存する場合は、「ソフトキー2」の「確定」を、 保存をキャンセルする場合は、「ソフトキー1」の「取消」を押してください。



■ 移動
「移動」のサブメニューで、PC画面表示位置の移動が瞬時に行えます。
1.トップウィンドウは、現在、一番手前にあるウィンドウの左上位置へ移動します。
2〜5は、スクリーンの左上隅、右上隅、左下隅、右下隅へ移動します。

■ ズーム
「ズーム」のサブメニューで、PC画面表示の拡大・縮小率を変更が行えます。
「オートアジャスト表示機能」参照

◆ 取得画面解像度
PCから取得する画面の解像度を指定します。50%, 60%, 70%, 80%、90%、100%から選択が可能です。
100%の場合は、等倍表示では、実際に、PCの画面と同様の解像度で表示されます。
なお、通信量が多くなるため、レスポンスが低下する場合があります。
その他の、例えば、80%の場合は、取得画面データが常に圧縮(80%縮小データ基準)されています。
このため、等倍表示でも、80%縮小の画面解像度となります。 通信量を減らすことができるため、レスポンスは向上します。




■ 設定

◆ マウス移動(高速)/(低速)
「マウス移動」設定で、上下左右ボタンやニューロポインタによるマウスカーソルの移動速度を設定します。
高速または低速を選択して下さい。

◆ ソフトキーガイド表示
チェックを付けると、「ソフトキーガイド(ソフトキー名)」が表示され、チェックを外すと非表示になります。

◆ ポイントビュー表示
「ポイントビュー」とは、カーソル、ニューロポインター、光TOUCH CRUISERで移動中のマウス位置を、
拡大(200%)表示する小ウィンドウです。
チェックを付けると、「ポイントビュー」が表示され、チェックを外すと非表示になります。
なお、「Quick拡大(200%)表示」中は、常に非表示になります。

◆ タッチパネル常時有効
タッチパネル編 タッチパネル操作を参照

◆ マウスポインタをフリック
タッチパネル編 フリックを参照

◆ 回転(横長)表示
「回転(横長)表示」は、携帯電話の液晶を縦位置にした状態で、画面を回転させて横長表示させる機能です。
チェックを付けると回転して横長表示となります。
再度、メニューを選択すると、チェックが外れて、縦長表示となります。
なお、自動回転機能に対応した機種では、その液晶の方向が優先されます。

◆ 自動ウィンドウ移動
「自動ウィンドウ移動」は、 新たにウィンドウや、ダイアログ、アラートが開いた場合や、 背後のウィンドウをクリックした場合など、 トップウィンドウが変化すると、そのウィンドウの左上隅の位置へ自動的に移動する機能です。
チェックを付けると機能が有効になります。

◆ メニューアニメーション
「メニューアニメーション」に、チェックを付けると、ソフトキーによりメニューを開く際に、 透明度が変化するようなアニメーション効果を有効にします。
素早く表示させて、ショートカットを確認した場合は、オフにして下さい。

◆ バックライト常時点灯
mobile2PCは、携帯電話の操作がない(カーソル移動やボタン操作など)場合は、 省電力のためバックライトを自動的に消灯しますが、バックライトを常時点灯させておくことも可能です。
「バックライト常時点灯」に、チェックを付けください。
バッテリー消費を抑えたい場合は、オフにして(チェックを外して)ください。
なお、iアプリの起動時は、自動的にオフになります。

◆ 更新領域拡張
通常、mobile2PCでは、画面更新を高速化するために、携帯電話で見ている範囲内のみが更新されます。
HIGH-SPEED対応端末では、この更新範囲を広げることができます。
「更新領域拡張」に、チェックを付けると機能が有効になり、ほぼPC画面全体が自動的にバックグラウンドで更新されます。





■ ダイヤルボタン
携帯電話の1〜9などのダイヤルボタンには、マウスボタンの操作と、よく使う機能が割り当てられています。
「ダイヤルボタン」メニューは、各ダイヤルボタンの機能名を示したヘルプですが、 メニュー項目を選ぶことで実行することもできます。
また、「ソフトキー2」の「編集」を押すと、「カスタムコマンド」と同様にカスタマイズすることも可能です。



◆ 直感操作
ダイヤルボタンの「5」は、直感操作です。
ボタンを押し続けることで、直感操作モードとなります。
その状態で、携帯電話を傾けることで、マウスを操作することが可能です。
直感操作モードになると、カーソルがグリーンに変わります。
お使いの機種によっては暫く時間がかかる場合がございます。
グリーンになるまで携帯電話を水平にしてお待ち下さい。


◆ オートアジャスト表示機能
・ 液晶の横幅に合わせる
・ 液晶の高さに合わせる
・ 等倍(100%)表示
・ Quick拡大(200%)表示
ダイヤルボタンの「7」、「8」、「9」、「0」の4つは、オートアジャスト表示機能です。
各ボタンを押すと、シームレスに表示拡大率を変更することができます。


◆ Quick回転表示
ダイヤルボタンの「#」は、Quick回転表示です。
携帯電話の液晶が縦長の状態の場合のみ、手動で回転表示とすることができます。
自動回転機能に対応した機種では、その液晶の方向が優先されます。

◆ 画面スナップ
ダイヤルボタンの「*は、画面スナップです。
表示中の画面を携帯電話内のメモリーに画像として記憶することができます。
「画像を保存しますか?」というアラートが出ます。「YES」を選択すると保存されます。
携帯電話の機種によっては、保存先を選択することもできます。





それでは、次は、タッチパネル操作編へ
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